『改訂版 書道技法講座4 楷書 雁塔聖教序』
通っている教室の先生が膝を悪くされてしばらく教室が開催されないことになってます
先生がいないとお手本がないので『とめはねっ!』を手本にしたりしましたが
もうちょっとお手本らしいものを探して買ってきました
雁塔聖教序[楷書/唐・褚遂良] (改訂版 書道技法講座 4)
- 作者: 佘雪曼
- 出版社/メーカー: 二玄社
- 発売日: 2009/02/10
- メディア: 大型本
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最近楷書が楽しくなってきてて
楷書のお手本と言えば九成宮醴泉銘か雁塔聖教序らしいので(『とめはねっ!』的に)
楷書だけどどことなく流れがあって好きな感じの雁塔聖教序に
実は見てて好きなのはかなの作品で、高野切とか見てると脳汁が
ドバドバ出てる感じなんですが雁塔聖教序もけっこう出ます
九成宮醴泉銘はそこまで出ない
この本で良さげと思ったのは2点あって、ひとつはDVD付きなこと
筆の傾きが図示してあるだけでいろいろ気づけたので、DVD見たら
もっと気づきがあるんじゃないかと
ごく短い映像ですが
画の形を作るのにこんなに筆を動かしてるのかというインパクトがありました
もうひとつは速さかな
書き始めの形を作ったらスッと終点まで書いてしまう
思ってた以上に速い
もうひとつは手本にガイド?がついていること
本はA4の大きさで、1ページに6文字の手本が並べてあります
そしてその1文字の枠が9等分してあって目安になるというだけでなく
同じように6文字の枠と9等分したガイドの書かれた下敷きまでついてくるという
これは助かる
文字は画によって分類した上で並べてあるのでちょっと味気ない気はしますが
初心者の練習用にはこっちのほうがいいんでしょうね
最後の方に100文字くらい、文章通りにならべてある原寸の写真があります
慣れたらこっち見て書けばいいかな
縮小された全体の写真もありますがちょっと見て書ける大きさではありません
全文書こうっていうレベルに達したらそういうお手本買えばいいし
そこまでたどりつくかっていうと
あと、家に帰って開けてみて気づいたのはパタンと180度開いて
そのまま開いてくれてること
これはありがたいなあ
しかしこうやって(だいたい)半紙大に拡大されてみると、線がすごい細い
小筆のほうが合うくらいだ
この細さで書くのかな
書いてみた
あまり似てなくて満足感不足
もっと繰り返しが必要かな
それともどんどんいろんな字を書いたほうがいいんだろうか
横画だけとってもいろんな形があって、たぶんそのうちの何種類かは
筆をどう使っていいのかもわかっていない
もっと角ばりを出したい
DVDの映像にはそういうところの書き方は入ってなかったんだよな
繰り返し練習するだけで解決するだろうか
あと「五」のヒョロっと感はマネするところなんだろうか
やっぱり教えてくれる人が必要かなあ
書き方もそうだし
形をとるのも自分の目だけだと限界がありそう
なんかかっこ悪いと感じてはいてもどこを直せばいいのかわからなかったりするし