kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

『読書は1冊のノートにまとめなさい』

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

 

 

なぜ、読んだのに覚えていないのか?

読んだ本のことをすごくよく覚えている人っていますよね
あこがれます
自分は前のページに何が書いてあったかも[記憶]してないくらいで
大好きな本も「大好きだった」ということ以外覚えていなかったり

メモ魔で何十年も書き続けた[ノート]が家に溜まってます、っていうのにも
あこがれます
自分はなかなか続かなくてそういう状態にたどりつきません
最近はとにかく何かに書くように、と心がけてはいますがまだまだ

というわけで、方向的にはこの本、自分にドンピシャなはずなんですが
実は昔、100円ノート整理術とかいうキーワードで著者の本だか記事だかを
読んだことがあってそこまでできればいいなあ、という気持ちはあったにせよ
自分ではとてもそこまで、という感じで「やってみよう!」とはなりませんでした

でその後もああ100円ノートの人の本ね、くらいの感覚で
ちょっと距離を置いてました

なんですが、[図書館]で見かけてふと手にとってみると
なんだかあれ?自分でもできそうな書き方になってるかも?という気がしたので
早速借りてきました

口絵ページの「読んだ証」を手間をかけずに残す、とか読書体験を確実に財産にする、
とかいうフレーズが琴線に触れた感じです
完全版になったからなのか、読書ノートだからなのか、それは他の本を
読んでないのでわかりませんが

今抱えている課題はなにか考えてみるとこんな感じ

  • 本を読むのは通勤中やすきま時間が多くて、ノートを広げられるような状況ではないことが多い
  • ノートを広げてゆっくり本を読めるような時間はプログラミングの勉強などに当てたいという気持ちもある
  • 後で書こうとすると何が書いてあったか忘れる
  • 見返すといいことがありそうな気はするんだけど、見返すよりも新しい本を読みたくなる
  • ノートを取ることに決めると、ノートを持ってないとかノートを広げられないとかが、読まない言い訳になってしまう
  • ノートを取りながら読むとなかなか読み進めない
  • 大事なことを書き漏らしてないか気になってしまう

この本はこういった課題を解決するヒントになってくれるのかな、と思いつつ読みますこれをやってみよう、と思いました

  1. 通読 気になったところはページの上の角を折っておく
  2. 再読 角を折ってあるページを読む さらに気になるところはページの下の角を折る
  3. マーキング 下の角を折ってあるページでやはりよいと思ったところにペンで印をつける

ポイントは、ノートに書くことを「減らす」ために再読しているということ
好きな本をこれでもう一度読んでみたい

課題もだいたい解決しそう
ただ、見返すしくみはもう少し考える必要があるかな

Kindleではどうするといいだろう
ハイライトを付けて、消していく?
借りた本なら付箋かな

他にもいろんなヒントがありました読み終わって
今は、できそう!やってみる!ってなってます
この本だけでそうなったわけじゃなくて、『小さな習慣』とかいろんな本からの
影響の積み重ねもあります

細かいノウハウまで書いてあって、
そういうところではすでに自分でもやっていることも多かったのですが
それは著者のやり方と自分の相性がいいということにもなりそうなので
無駄という感じはしません

知ってるばかりの本ではつまらないし、
全く自分のやっていることと違うことばかり書いてある本には
ついていけないでしょうから、ちょうどいいところなのかもしれません
新しいことに気づかせてくれる本でもあり、背中を押してくれる本でもありました
もう読んじゃったけど買おうかな

ただノートに手書きするのかデジタルにするのか、うまく使い分けるのか、
そのあたりは永遠に悩みそうです

情報は集まってるところに集まる性質があると思うので
えいやっとどれかに決めて心中してしまうのがよさそうな気もするんですけど
どのツールも気に入っている部分がありどうしても決められません
手書きやデジタルの中でもいろんなツールややり方があってブレまくってます

でも書きながら、Scrapbox中心に書いていこうという気持ちが高まってきました
この本が言っているような効果を最大限にもたらしてくれるのは、
紙のノートではなくてScrapboxではないかという気がしているのです
発想を助けるとか、利用場所を選ばないとか
ここはもうちょっとゆっくり考えていきます