『関数型プログラミングに目覚めた!』読んだ
いつぞや某プログラミング情報サイトで物議をかもしてた人の
物議をかもしてた本
関数型プログラミングに目覚めた!IQ145の女子高校生の先輩から受けた特訓5日間
- 作者: 岡部健
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: 単行本
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あまりに物議をかもしてたのでそのうち安く売ってるのが見つかったら
読んでみようと思いつつほぼ忘れてたんだけど
この間300円台で売ってるのを発見
なぜかお財布にブックオフの100円券が5枚あったのも何かの縁
そういえば技術書にしては定価も安くて1300円+税
これはラノベの価格設定ということだろうか
2015年5月1日 第1版第1刷だって
もう5年近くも前になるんだなあ
内容はというと
うのみにしていいのかっていうと確かに心配なところはある
これは何のせいかな
内容よりもやたらと濃いキャラクター設定のせいかもしれない
関数型プログラミングの本として正しいことを書いてるのかという判断は保留
再帰とかは出てこないけどまあそれはJavaScriptに合わせたととらえておくとして
副作用の話とかあれでいいのか
飛び火が多いし繰り返しも多いしラノベ部分はプログラミングとは
関係ないので情報の密度は高くない
プログラミングに役立てようという人には向かないのは確か
ほうぼうに物議をかもした余韻のようなものが漂ってるなあと思いつつ
読み終わってあとがきを読んだらまんま物議を続けているという
物議をかもすべくしてかもしたのであるなあ
作者自身のキャラクターもなかなか濃い模様
なんだかんだ最後まで読んじゃってけっこう意外と楽しんでたりする
熱い思いで書かれた本は嫌いじゃないし
哲学だとかいろんな方向に飛び火するのもまたよし
そういう考え方もあるんだなっていう気づきもあるし
うのみにして信じ込まなければいいのでは
手続き型脳を関数型脳に変えるにはこれくらいのインパクトが
いるのかもしれない(しらんけど
この本で関数型になりました!っていう人はいるのかな
いろんな意味で面白かったので買って損とは思っていない
(けど他人にわざわざすすめたりはしない)