読み書きそろばんプログラミング
パネラーの後藤義雄氏の「せんみつでいい」(プログラミング教育をした1000人に3人しかプログラミングが身につかなかったとしても、裾野が広がって頂が高くなればいいんだ)は大失言だったかと。
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) 2018年3月14日
残りの997人が教材費払う合理的理由も、国税をつぎ込む合理性も、自ら完全に否定してしまいました。
動画は見てなくてツイートだけ、しかもキーワードだけ見て言う
まあプログラマーになるのは1000人に3人でもいいかな、という感覚
だって国語算数やっても作家になる人も数学者になる人も1000人に3人なんて
いないけどだからって国語算数がいらないってわけじゃないし
今って、これまで長らく読み書きそろばん、って言われてたものに
プログラミングが追加されるっていう一大イベントが発生してる時期なんだと思う
プログラミングは手段で、目的はなんていうか、計画力?みたいなもの
これまでだと、あのひと段取りいいよねーみたいに曖昧に表現されてたもの
読解力とか計算力とかの影になってこれまで教えられてこなかった
計画力(と呼ぶことにする)が、プログラムっていうメディアを得て
可視化され、学校で教えられる対象になったってことだよね
これはすごいことなんじゃないかな
読み書きそろばんって言ってもそろばん専門家を養成してるわけじゃないから
人間一般に役に立つ能力が再発見されたみたいなもの
明治以降の日本の急速な発展は教育レベルの賜物みたいな話をよく聞くけど
国民全体が計画力を高められたらそれもすごいことになりそうな気がする
そういう方向へ進んでいるかというと心配
1000人に3人の割合で一流プログラマーが生まれたらそれもすごいことになると思うよ
しかしやっぱり「計画力」って言葉は今ひとつだ
なんかない?
段取り力?