kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

『JavaScript: The Good Parts』読んだ

超いまさらながら

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

 

"Parts"っていうのが、便利なコードサンプルみたいなものかと思い込んでて
読もうと思ってなかったんだけど
Coders at WorkのDouglous Crockfordの章を読んでそうじゃないことを知り
ブックオフに売ってたので買ってみた次第

じゃあPartsって何かっていうと「部分」
JavaScriptのよい部分、ってこと

JavaScriptはいわばひとかたまりの大理石であり、私はその中からこの言語のすばらしい本質が現れるまで、美しくない機能を取り除いていく。

Coders at Workの方だとこんな感じ

クロックフォード javaScriptを改善する最良の方法は小さくすることだと思います。 

小さくしたり、仕様を整理できたらよかったのにね
いやむしろSchemeにしておけば

JavaScript書くことはほとんどないので、実用的な価値を求めるというよりも
言語から良い部分を取り出して使う、という考え方に興味があった

でも、本の書き方としては「美しくない機能を取り除く」じゃなくて
「よい機能だけを紹介する」って感じがしたな
そういう意味ではちょっと当てが外れた感はある
ざっくりならCoders at Workにもけっこう書いてあったし

付録のほうによくないパーツがまとめて書いてあってこっちの方が
おもしろく読めたかもしれない

付録にはJSLintのことも書いてあってここがなにげに役に立ちそう
というほどではないんだけど(JavaScript書かないから)
たまたま見かけたJavaScriptのコードに書いてある不思議なコメントが
どういう意味なのかだいたいわかったということで

JavaScript書くことになったらもう一度読むかな
ECMAScriptの新しいやつでも、「悪いパーツ」には気を付けたほうがいいだろうし
しらんけど
TypeScriptではどうなのかな