kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

ひとことで感想を言うと、身も蓋もない本、って感じ 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

人間の心理にはいろんな不合理な点がある

人は直感を正しいと感じることをやめられない
ある人がひとつのことで優れていると、全体的に優れているように感じてしまう
コントロールしたいという欲求は非常に強い
難しい問題はけっきょく好き嫌いで結論を出してしまう
など

で、他人が自分について錯覚することのうち、自分に有利なものを
錯覚資産と呼んで、これを徹底的に活用して成功確率をあげようぜ、
という本

運自体はコントロールできないけれども、チャンスをたくさん作ることはできる
実力をつけてからなどと言わず、数撃ちゃ当たるで小さな成功を得る
一度成功すると、それが錯覚資産となってさらに成功しやすくなる

才能というのはだいたい錯覚であり、成功したから才能があると錯覚する、
というのが本当
だからこのとき、数打って当たっただけでも「私のやり方が正しかったから
成功したんだ」というフリをすること

そうして錯覚資産を雪だるま式に増やしていく

これを会社でやるとどうなるだろう
なまじ成功すると、仕事だけ降ってきて、ってことになりそうな気もする
さらに上を目指すならそれを越えないといけないのかもしれないけど
いわゆる出世ってやつにはあまり興味なかったりするので

どんなバイアスを活用してどんなメリットを生むべきか
好き勝手やってもあいつはあれで意外と仕事してるんだよ、みたいに
思ってもらえればお得?

会社から外に出ることを考えれば錯覚資産があったほうがいい
このご時世、会社もずっと続くとは言えないし

一方、錯覚で有利になるのがなんか嫌、っていう感情もある
作者もわかってて、それもひとつの考え方だけど大変だよ、と言ってる

自分は逆に、他人からの評価が高すぎる気がすることがよくあって
錯覚だと思うといやほんとはそうじゃないんだよ、って
訂正したくなったりするんだけど
自然とそう思われてることまでは否定しない、くらいならできるかな

結局のところは心の問題なんだよねーということはオッサンになってからよく感じる
心理学大事
マネジメントやる人は必修