kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

考え方(の考え方)を教える(のって難しい)

今日はムスメがあっちむいてホイでずーっと勝負がつかなかったの、とか言うので
しめしめこれはチャンス、と思ってすかさず
あっちむいてホイで10回やっても勝負がつかない確率ってどれくらいだと思う?
と聞いてみました

頭の中では3/4の10乗だから3の10乗÷4の10乗、
3の10乗は81x81x9だから6000くらい、
4の10乗は2の10乗がだいたい1000だから1000✕1000で100万か、
100回に1回はないくらいなんだな、などと見当をつけたりしつつ

まあそんなところまで期待しているわけではまったくなく
考え方があってれば万々歳のつもりで聞いています

考えていますがわからない模様
ちょっと助け舟を出してみます

1回だけやって勝負がつかない確率は?4分の3だって
そこまではわかってるんだな

じゃあ、1回目で勝負がつかなかったとき、2回目で勝負がつかない確率は?
そうそうまた4分の3だね
じゃあ、1回目で勝負がつかなくて2回目でも勝負がつかない確率って
どれくらいかなあ?

やっぱまだ難しいか
じゃあもっとイメージしやすそうなのでやってみよう

コインの裏表を当てるゲームを考えてみよう
1回め外れる確率は?そう2分の1
1回目で外れたとき、2回目で外れる確率は?そうそうまた2分の1

じゃあさあ、1回目で外れて、2回目でも外れる確率はどれくらいかなあ?
うーん、4分の2!

ここで途方にくれてしまいます
この問題についてはいいんですよ
数字だけあれこれするんじゃなくて、実際に何かを半分にして
また半分にしてるところを想像してみて、って言うと4分の1だということは
わかるので
第一、確率はおろか分数のかけ算もやっていないわけだし

途方にくれるのは「数字だけあれこれするんじゃなくて」「想像してみて」の部分
こうすればいいはずだとか答えがだいたいそれっぽいだとかそういうのなしで
適当に数字を組み合わせて計算してそのまま言ってる感じなのが
ちょっと物足りない

問題を読んだらそれをイメージする、っていうことを覚えてほしいんですよね
複雑そうな問題はイメージできる程度に簡単にしてまずやってみる、みたいな
ことも含めて

そういう思いを込めて上に書いたみたいな話を何度もしてきてるんですけど
いまだにそういう考え方が身についてる感じがしません
どういう誘導をするとそっちに向かっていくのかなあ

それとも、まだそういう思考ができるほどは頭が発達してない、みたいな
話だったりするんでしょうか
そろそろそういう考え方ができてもよさそうな気がするんですが

やり方を教えてあげればちゃんとできるようになるんですけど、
自分でやり方を考えられるようになってほしいんですよね
勉強もそういう勉強をしてほしいし
いずれ「勉強」の範囲を超えてきたら自分で考えるしかないわけだし

でもいまだうまく伝えられてない感じ
これからもチャンスがあれば逃さすとらえていきたいとは思いますが
うまい伝え方がないものか
(といったことが考えられる人になってほしいってことでもあるな