kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

手帳をちゃんと使わないと、と思っている人へ

手帳にメモってそれを見ることができるようになった、というあたりが いいサイクルの回り始めだったと思います

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』 - kb84tkhrのブログ

せっかくなんでこのへんのことも書いておこうかと
特に目新しい技があるわけではなくて、まあ体験談みたいなものです

だれか似た状況のひとがいるかもしれないな、と思いまして
自分が改善できたのはかなりおっさんになってからでしたが
早いうちに改善できればずっと楽になれるので

昔はひどいものでした

予定はすっぽかすわ依頼は忘れてるわで

大学あたりで手帳を持たなきゃいけないんじゃないかと思って買ってはみたものの
持つようになっただけで何かあっても書かない
たまたま書いても見てないからやっぱりすっぽかす

ちゃんとしなきゃ、っていう義務感だけじゃなくて
手帳やノートをせっせと書いてる人に対する憧れみたいなものは
あったんですがでも自分の行動にはつながらず

7つの習慣系のやつとか、いろいろ本やWebを見て試したりしても
どれも長続きせず 手帳にマインドマップってのもやったかな
ただ義務感やら憧れやらのおかげで完全にあきらめることもなく
ときどきこうしたらうまくいくんじゃないか、みたいなことは考えてました

たぶんそんな状況が30半ばくらいまでは続いてたと思います
それが致命的にならずに済んだのは幸運だったと思います

いろんな手帳やペンをとっかえひっかえ使ったりしているうちに
やっとお気に入りなものが見えてきました
お気に入りというところがいいたいところ
利便性の高い、とかじゃないところがミソ

なんか便利そう、みたいな感じでかなり長い間システム手帳的な
ものを使おうとしてましたが(7つの習慣の影響もある)
試しに綴じ手帳にしてみたらこれがしっくりきまして
綴じ手帳にも便利な面はあると思うんですがそれより
紙がびっしり詰まってる感じがよかったんですよね

ペンも4色ボールペンにコレトの芯を入れてみたりとかしてたんですが
結局万年筆になりました

機能性が高いものよりもシンプルで高品質感のあるものがよかったようです

お気に入りの道具が見つかって、少しずつ手帳を使うことが
できるようになってきました

しかしここまではとてもゆっくりとした変化
まだまだ漏れも多かったと思います

もっと具体的な変化は、手帳の置き場所を決めたときに起きました
あるとき、横長で横開きっていうちょっと面白い形の手帳を買いました
そしたら、ノートPCの手前にそれが開いて置けるだけの隙間がちょうどあったんです

で、いつもそこに置いてました

するとそれまで、書いたり見たりするとき手帳を開くのが面倒で
ほんの一手間でもあるとあとでやろうになってしまってたんですが
抵抗感が減ったのか手帳を読み書きする頻度が増えました

正確に言うと、そのときは自然とそこに置いてただけで
意識してそこに必ず置くようにしてたわけではなくて
なんかこの手帳にしてから手帳よく使ってる気がするな、くらいのものです
なのでまた違う形の手帳にしたりしてましたが何かで「ルーチン」っていう
言葉を見てあ、これじゃないか、と気づきました

それからはルーチン化に取り組みました
といっても大したことではなくて
座ったら手帳を開いて決まった場所に置く、というだけのことです
自分は正面にノートPCがあるので、右手側の奥におくようにしてます
ペンもスタンバイ状態にしておくようになりました

自分みたいな人間はそれだけでも習慣になるまでにずいぶんかかりましたが
コツみたいなものをあげるとすれば、いつもやる、ということかな
打ち合わせのときも家に帰ったときも同じように座ったら右手奥
こういうときにはやる、こういうときにはやらない、というのは
習慣が定着しにくくなるように思います
とは言ってもご飯食べるときでも、ってわけではありませんが

 1日おきに何かするより、毎日することの方が習慣になりやすい気がしませんか

とは言ってもすぐに習慣になったわけじゃありませんけどね
忘れてたらただ再開する、だめだったとか考えない、ってのも大事かと

手帳を使えるようになる、ということに対して手帳を開いて置いておく、
というのは小さな習慣メソッドにも当てはまるかもしれません

いまだにバッチリってわけにはいきませんが、経験値も上がってきたので
あ、このパターンはつい放置してあとで大変なことになるパターンだ、
書いておかないと、みたいに気づいて対応できるようにもなってきました
昔は気づいてもそれでも後で書こう、みたいになってたんですけどね
書くこと・見ることに対する抵抗感が減ってきてるんだと思います
ここまでくればもう昔にもどることはないんじゃないかなあと

今では少し余裕が出て、お気に入りの道具から、少し利便性に振っても
大丈夫になってきました
ペンは万年筆じゃなくてフリクションスリムビズになりましたし
(でも使ってたらだんだん気に入ってきましたが)

ということでまとめると

・お気に入りの道具を探す
・ルーチン化する
・自分が書き忘れたり見忘れたりするパターンを発見する

ということでした