kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

Kindle版が半額セールで思わず購入しました 

発達障害のひとがうまくやっていくためのノウハウ集
こういうのほしかったんです

自分が発達障害かっていうとまあ微妙かなとは思います

診断を受けたり薬をもらったりしているわけではないですし
いわゆる「普通」からは距離があるかな、という程度

子供の頃は毎日忘れ物で叱られてたり部屋は足の踏み場がなかったり
今だったら親が心配して病院に行ってたかもしれません
発達障害の本とかWebサイトとか見てみると大量に思い当たります

子供の頃は、と言いましたが
一人暮らしを始めた頃には部屋が何とかなり出してたくらいで
社会人になっても忘れ物はするわ仕事は片付かないわで
まあ自分はこういう人だからもうしかたないんだと思っていました

それでもやり方次第でどうにかこうにか改善できる部分もあるんだ、と
気づいたのが30代も半ばくらいですかね
手帳にメモってそれを見ることができるようになった、というあたりが
いいサイクルの回り始めだったと思います
その後は少しずつですがノウハウが溜まっていきました


ノウハウでなんとかなるものなら
発達障害の人のためのノウハウ集があるはずなんじゃ、と思っていたんです
何冊か読んでもみましたが自分の思っていたようなものにはめぐりあえず

そこへ読書猿さんのツイートですよ
信者ですから

まさしく思っていた本でした
何がまさしくなのかというと表紙に書いてある
「わかってないのになぜかできない」ができるようになる
が象徴しています

たぶん自分のような人は昔からずっと「ちゃんとやりなさい」
「なんでできないんだ」って言われ続けてると思います
それでなんとかなるならとっくになんとかなってますね

できるようになるための「やり方」がとても具体的に書いてあります
パソコンやスマホのアプリの紹介まで載っていたりとか

しかも、具体的なやり方だけではなくて
発達障害の人はこれこれこういうことが苦手です、
だからこうするといいです、という書き方がされていて
うんそうなんだよだからそういうやり方がいいんだね、と納得もできます

自分が溜めてきたノウハウもたぶんほとんどカバーされてる感じ
あまり意識せずにいつのまにかやってたやり方が載ってて
あ、これもそうだったのか、と気付かされたり
だから内容には太鼓判を押せます
サンプル数1ですけどね!

思いついてなくてなるほどっていうのもまだまだありました
これから試していきたいと思います

この本は、発達障害には関係なく、というと語弊があるかもしれませんが
とにかく有効なノウハウが集められてることは間違いないので
気が散る、忘れ物が多い、部屋が片付かない、などで悩んでいる人には
ぜひ読んでもらいたいと思います

大げさに言うと、生きていくのが楽になります

ていうかさ
こういうのなしでやっていけるってどんなチートなのよ
と思います正直