kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

ハーディ『ある数学者の弁明』私家版翻訳、ですってよ

ハーディっていう数学者がいまして、自分には数学自体の功績よりも
ラマヌジャンを見つけて育てたっていう方が印象的な人なんですが
なんかユニークな人でもあったみたいで
この人の書いた「ある数学者の弁明」って本が面白そうだな―読んで
みたいなーと思っていたんですよね 

ある数学者の生涯と弁明 (シュプリンガー数学クラブ)

ある数学者の生涯と弁明 (シュプリンガー数学クラブ)

 

なんか題名だけでも面白そうな気がしませんか

こんなことが書いてあるそうです(ちょっと先回りですが引用)

専門の数学者にとって、自分が数学について書いているというのは憂鬱なものだ。数学者の役割とは何かをなすこと、新しい定理を証明すること、数学という学問に何かを付け加えることであって、自分や他の数学者がしてきた仕事について語ることではない。(略)解説、批評、評価といったことは、二流の知性の仕事である。

今だったら炎上上等的なスタンス?
他も読んでみたくなります

でもあんまり本屋では見かけなくて
ていうかたぶん一時は絶版してたらしくて
どうやら再出版されたようなんですがやっぱり見かけなくて
でもさすがに題名だけで買う気もしなくて
今までずっとほしいものリストに入ってたんですが

自力で翻訳したものをオンラインで公開されてる方がいました

イギリスの数学者G. H. ハーディ(1877–1947)がその晩年に書いた『ある数学者の弁明』(原題:A Mathematician's Apology)という本があります。すでに出版されている日本語訳もあるのですが(柳生孝昭訳の『ある数学者の生涯と弁明』所収)、日本における著作権保護期間が終了していますので、別の翻訳をつくってみました。

ハーディ『ある数学者の弁明』私家版翻訳

これはちょっとうれしい

本よりもちょっとボリュームが少ないかな、と思ったんですが

原著は1940年にケンブリッジ大学出版局から出版され、またその後、C. P. スノーによる長い「序文(Foreword)」を加えた版が1967年に出ました。この翻訳では1967年版を底本とし、ハーディの書いた部分のみを訳出しています。

 だそうなのでそのせいかもしれません
気のせいかもしれません

読むのはこれからです
楽しみ楽しみ

あ、英語なら
http://www.math.ualberta.ca/~mss/misc/A%20Mathematician's%20Apology.pdf
で読めるようです