kb84tkhrのブログ

何を書こうか考え中です あ、あと組織とは関係ないってやつです 個人的なやつ

マインドフルネスと「ていねい」

最近は「マインドフルネス」ってやつが気になっています
それでこういうのを読みました

 以前から、座禅や瞑想には何かあると思っていて本を読んだりやってみたり
してはいたんですがいまひとつ続かず
いきなり高尚なものは無理かなあ&なにか自分を納得させられる説明が
ないかなあと思ってました

つまり
最初はたったこれだけでいいんですよ、とか調査した結果こんなでした、と
言ってくれるようなものってことです
そこへ最近はマインドフルネスってやつが盛り上がってきて、お、これは?と
乗っかってみました

上の本はそういう私にちょうどいいレベル

マインドフルネスといえば瞑想、みたいな感じのイメージですけれども
歩いたり、何かしている時それだけに集中してやるというのもマインドフルネスらしいです

でマインドフル歯磨きとかマインドフルひげそりとかマインドフルアイロン掛けを
やっていて思いました
これは、「ていねいにやる」ってことじゃないか、と

すごくピンときたんですがじゃあ「ていねい」ってなんだっけ?
大辞泉で調べてみると「細かいところまで気を配ること。注意深く入念にする
こと」と書いてありました
まあ説明するとそうなんですが、「ていねい」にはもっとなんともいえない
ニュアンスがあって、そこがマインドフルネスとマッチする気がしました

歩いてる時に足裏の感覚を「味わいながら」ゆっくり歩くということも書いてあります
「味わう」にも「ていねい」ということばに共通するなにかがありますね

「ていねい」は英語にしろと言われてもなかなか難しい
和英辞書にはpolite、courteous、carefulあたりが乗っていますが
「職人のていねいな仕事」というときの「ていねい」はどう言えばいいでしょうか

マインドフルネス上級者ともなると、瞑想している時間だけがマインドフルなのではなく
生活全体がマインドフルなのだといいます
それは、「立ち居振る舞い」というこれまた直訳しても何も伝わらなそうな
言葉で表せそうな気がします
立ち居振る舞いが美しい、というとなんか憧れますね

英語にしきれないそこが日本古来のマインドフルネスなんじゃないか
日本がスゴいと言われてるところって実はそういうところくるものなんじゃないか
そんなことも思いました

オレオレ解釈ですがすごくしっくりきているので、ひとつひとつていねいに、を
意識していこうと思います